WordPressのサイトアドレス（URL）をルートドメインに変更する方法

この記事では、WordPressブログのアドレスをルートドメインに変更する方法について解説しています。

たとえば、このようなサイトアドレス（URL）で表示していたWordPressブログを…

/wordpress が付かないルートドメインのアドレスで、表示できるようにします。

準備さえ整えば、10分未満でできます！

WordPressのサイトアドレス変更に必要なツール

WordPressのサイトアドレス（URL）変更に必要なツールは、2つです。

• FTPクライアント
• WordPress管理画面

WordPressの管理画面だけでは完結できないので、FTPクライアントを使います。

FTPクライアントとは、サーバー上のファイルを操作するためのツールです。

たいていパソコンにインストールして使用しますが、この作業ではレンタルサーバーに備わっているFTP機能でも十分。

本記事ではロリポップ！FTPを使用しています。

【実践】WordPressのサイトアドレス変更

手順の概要

はじめに、おおまかな手順を示しておきます。

1. WordPress管理画面の[一般設定]で、WordPressアドレス（URL）を確認
2. FTPクライアントで、WordPressフォルダのindex.phpをコピー
3. ルートディレクトリにindex.phpをペースト
4. ルートディレクトリのindex.phpを編集
5. WordPress管理画面の[一般設定]で、サイトアドレス（URL）を変更

WordPressアドレス（URL）をメモ

WordPressの管理画面にログインして、左メニューから[設定]をクリックします。

一般設定の画面が表示されたら、やることが1つだけあります。

最初の作業はこれだけです。

ちなみに、一般設定の画面には、WordPressアドレス（URL）とサイトアドレス（URL）の2つがあります。

これらの違いをカンタンに解説すると…

• WordPressアドレス（URL）→ WordPressブログの部品が格納されているアドレス
• サイトアドレス（URL）→　WordPressブログを表示するアドレス

といった感じです。

最終目的はサイトアドレス（URL）を変更することなのですが、先にWordPressファイルを編集したいので、次の作業に進みます。

FTPクライアントの準備｜ロリポップ！FTPの場合

次にFTPクライアントを準備します。

ロリポップ！レンタルサーバーを契約している場合は、ブラウザで動く「ロリポップ！FTP」を使用できます。

以下は、ロリポップ！FTPの起動手順です。

[サーバーの管理・設定]をクリック。

[ロリポップ！FTP]をクリック。

WordPressフォルダ直下のindex.phpをコピー

ここからはFTPクライアントで操作します。

ルートディレクトリにindex.phpをペースト

[ファイルのコピー]をクリックすると、コピー先を選ぶ画面に変わります。

ルートディレクトリのindex.phpを開く

ルートディレクトリにindex.phpが表示されたら、次の操作です。

[wp-blog-header.php]のパスにディレクトリ名を追加する

次はファイル内の記述を変更します。

最下部に[/wp-blog-header.php]という記述があるので、メモしたディレクトリ名をその直前に追記します。

[保存する]をクリックして、index.phpファイルへの編集作業を終えます。

以上で、FTPクライアント使った操作は終了です。

サイトアドレス（URL）を変更する

最後の工程は、WordPressの管理画面に戻ります。

画像の例では、/wordpress の部分のみ削除しています。

最後に[変更を保存]をクリックして、すべての作業は終了です。

試しに、ホームページアドレス（ルートドメイン）にアクセスして、WordPressブログが表示されることを確認しましょう。

まとめ

この記事では、WordPressブログのアドレスをルートドメインに変更する方法について解説しました。