
スポーツショップで売ってるTシャツならどんなのでも大丈夫?なにから揃えればいい?
スポーツショップは選択肢が豊富!何から選べばいいのかわからないですよね。
ウェア選びには、デザイン・価格のほかに機能にも注目しましょう。一段と良いお買い物ができるはずです。
この記事では次のことを紹介しています。
- ウェアの選び方
- 揃えておきたいウェア
- ウェアの着こなし・重ね方
■この記事を書いている人
まず最初にランニングウェアの機能についてお話していきますね。
【基本は1つ】初心者もランニングウェアは機能で選ぶ

綿100%は避けよう
半袖Tシャツならたくさん持っているし、わざわざランニング用のを買わなくても、という人もいるのでは。
普段着の代表格、綿(コットン)100%のTシャツは保温性・吸湿性に優れていますが、これを着て走ると・・・すっごい汗まみれに。
吸った汗が乾きにくいというのが、綿100%シャツのデメリットです。濡れたシャツは、体を冷やす原因になってしまいます。
ランニングは初心者・上級者を問わず、とっても発汗しやすいスポーツです。初心者であってもランニングに適したウェアを選んでおくのが正解といえます。
吸湿性・速乾性がポイント
ランニングに求められるのは、吸湿性・速乾性という機能を備えたウェアです。
「汗を吸って、すぐ乾く」。これが大切。
スポーツショップで商品を手にとったら、まずは「吸湿性」「吸汗性」「速乾性」の表示に気をつけましょう。

「吸湿速乾性」「吸水速乾性」「吸汗速乾性」など表示される場合もあります。
ランニングには吸湿性・速乾性のあるウェアを。
【4点】ランニングウェアの揃えかた

次に、まず揃えておきたいウェアの種類を紹介します。
- ハーフスリーブ・ハーフパンツ(半袖・短パン)
- コンプレッションウェア
- ウィンドブレーカー
- ソックス
大きくわけて4点あります。ひとつずつ解説しますね。
ハーフスリーブシャツ・ハーフパンツ(半袖・短パン)

ハーフスリーブシャツ・ハーフパンツ(半袖・短パン)。まず、これだけは揃えておきましょう。
半袖・短パンを推す理由としては…
- 長袖・ロングパンツよりも種類が豊富
- 長袖・ロングパンツよりも安価
- オールシーズン着られる
- 他ウェアとの組み合わせで着回しバリエーションが増える
暑い時期は半袖・短パンが快適ですし、寒い時期はウェアの重ね着(レイヤリング)で対応できます。
ハーフスリーブシャツ・ハーフパンツ(半袖・短パン)が基本。
コンプレッションウェア

コンプレッション(compression)という名のとおり、体にぴったりフィットして適度な「圧」をかけるウェアです。体幹や筋肉のブレを少なくして、キビキビとした動きをサポートしてくれます。
揃えておきたいのは…
- ロングスリーブ(長袖)
- ロングパンツ(ロングスパッツ・タイツ)
四肢がサポートされるだけでなく、次のような人にメリットがありますよ。
- Tシャツ1枚だと地肌が擦れて痛い
- 生足に抵抗がある
- できるだけ日焼けしたくない
- 寒さが苦手
基本的に吸湿性能・速乾性能を備えているので、夏場でも通気性よし。最近では防寒・防熱に優れたコンプレッションウェアも数多く発売されています。
選び方には迷うところですが、絶対に間違ってはいけないポイントだけお伝えしておきます。
コンプレッションウェアは体を引き締めるタイトフィットが理想です。せっかくのサポート性能が損なわれますので、緩みのないサイズを選びましょう。
ブランドによってサイズ感が異なるので、一度は試着してみることをオススメします。
コンプレッションウェアはジャストサイズを。

わたしの場合は、アンダーアーマー製ならSサイズ。リーボック製ならMサイズがジャストです。
※身長168cm
ウィンドブレーカー

寒さ対策にはウィンドブレーカーを着用します。冬場が近まったら、上下セットで備えておきましょう。
雨や風を通さない仕組みになっているので、レインコートがわりにもなります。
裏地が起毛やフリースになっているウィンドブレーカーもありますが、ランニング用であればナイロン素材のもので十分です。
寒さ対策にウィンドブレーカーを1着。

小さく畳めたり、腰に巻いたり、ランニング中にかさばらないものがベスト!
ソックス

吸湿性・速乾性に優れたスポーツ用のソックスを選びましょう。綿100%の靴下では汗対策が不十分です。蒸れや匂いの原因になってしまいます。

ランニング用のソックスで機動力アップ!
靴下だけで機動力(動き)が変わるの?と思うかもしれませんね。
ランニング中は足・ソックス・シューズの一体感があるほど走行が安定します。ズレがあると動きのロスにつながります。
足・ソックス・シューズがズレないよう、足裏に滑り止めのついたソックスをオススメします。2足購入してローテーションで使用すると長持ちします。
ズレ知らずのランニング用ソックスを2足。
ランニングウェアが揃ったところで、次は重ね着(レイヤリング)について!
【レイヤリング】初心者でも迷わないランニングウェアの着こなし

基本の重ね着(レイヤリング)

基本のレイヤリングはこれ!
- コンプレッションウェア
- ハーフスリーブ・ハーフパンツ(半袖・短パン)
コンプレッションウェアの上に、半袖・短パンを着用します。
ランニングに限らず、いろんなスポーツに応用できます。見た目もシンプルでスポーティーです。

子どもの運動会にはこの格好で行っています!出場するしないにかかわらず…(笑)
暑いとき
初夏〜晩秋にかけては、基本のレイヤリングで走れます。
7月〜9月は猛暑・酷暑の時期ですので、別途、暑さ対策・汗対策が必要です。熱中症は怖いですよ。
暑さ対策に揃えておきたい追加のギア・アイテム
- キャップ(帽子)
- 冷感タオル
- ハイドレーション(水筒)

暑い時間帯を避けたり、日没後に走るなどスケジューリングも大事。
寒いとき
ランニングは体温の上がる運動なので、冬場でも着込まないのがコツ。基本のレイヤリングにウィンドブレーカーを重ね着して寒さに備えます。
- コンプレッションウェア(防寒仕様のもあり)
- ハーフスリーブ・ハーフパンツ(半袖・短パン)
- ウィンドブレーカー


防寒仕様のコンプレッションウェアも出番です!
体が温まってきたらウィンドブレーカーの上着を脱ぎ、走り終えたら体が冷えないようすぐに着用します。
寒さ対策に揃えておきたい追加のギア・アイテム
- ニットキャップ
- グローブ(手袋)

マスクも防寒対策に役立ちます!
「綿100%シャツ」の出番!
寒い季節にオススメのレイヤリングは、コンプレッションウェアと綿100%のTシャツです。
- コンプレッションウェアが汗を吸収・乾燥
- 綿100%のTシャツが保温
2種類のウェアを重ねて機能的に着こなしましょう。
寒いときは、コンプレッションウェアと綿100%のTシャツ!
まとめ:ランニングウェアは機能で選ぼう
この記事では、初心者さんが迷いがちなランニングウェアの選び方についてご紹介しました。
ポイントをまとめておくと、
- ウェアは吸湿性・速乾性で選ぶ。
- 基本は、コンプレッションウェアとハーフスリーブシャツ・ハーフパンツ(半袖・短パン)の重ね着。
- 寒さ対策には、ウィンドブレーカー。
- 機動性アップのためにランニング用ソックス。
スポーツショップで「まずどれから揃えるべきかわからない!」というお悩み解決につながれば幸いです。
コメント