DATEDIF関数とは
2つの日付を指定して、満年数・満月数・満日数を求める関数です。
たとえば、誕生日と現在の日付をもとに年齢(満年齢)を求めるのに便利です。
DATEDIF関数の書式
=DATEDIF(開始日, 終了日, 単位)
DATEDIF関数には、3つの引数があります。
引数には、開始日(起点の日付)、終了日(終点の日付)、集計する単位を指定します。
引数はいずれも省略できないので、1つでも欠けるとエラーを返します。
なおDATEDIF関数のエラーへの対処方法は、こちらの記事にまとめています。
引数:開始日・終了日
開始日・終了日には、日付を入力します。
日付の入力には次のような方法があります。
- ダブルクォーテーションで囲んで直接指定 (“1974/05/10”)
- シリアル値 (27159)
- 日付を入力したセル番地 (A3)
- 日付を求める関数 ( today() )
引数: 単位
求める年数・月数・日数に応じて単位を指定します。
単位はダブルクォーテーションで囲みます。
単位 | 戻り値 |
---|---|
“Y” | 開始日と終了日の満年数を求める |
“M” | 開始日と終了日の満月数を求める |
“D” | 開始日と終了日の満日数を求める |
“YD” | 開始日と終了日の年数を無視して、満日数を求める |
“YM” | 開始日と終了日の年数を無視して、満月数を求める |
“MD” | 開始日と終了日の年数・月数を無視して、満日数を求める |
ただし、Microsoftサポートによると”MD”の使用は推奨されていません。
“MD” 引数は、負の値、ゼロ、または不正確な結果を返すことがあります。
DATEDIF関数 Microsoftサポート
DATEDIF関数の使用例
DATEDIF関数に渡す単位だけを変化させて、どのような値が得られるかを一覧にしました。
目的に応じて、使い分けましょう。