- 【購入日】2018年11月2日
- 【購入価格】2,788円(税込)
用途は決めていなくても、何かと活用できるboogie board(ブギーボード) BB-1GXのご紹介です。
長崎市内の文房具店にデモ機があったので、何気なく手にとって試し書きをしたところ一目惚れしてしまいました。
この記事を読むと、次の3つがわかります。
- ブギーボード BB-1GXの素晴らしさ
- ブギーボードの活用事例
- ブギーボードが活用できない事例
もし購入を迷われていたら、参考になると幸いです!
boogie board(ブギーボード)とは何か?
ブギーボードは、何度でも書いて消せるデジタルメモパッドです。
ラインナップは複数あって性能・仕様に応じて価格帯もさまざま。どのモデルにも共通するのは次の2点です。
- 何度でも書いて消せる
- 記録・保存の機能はない
見た目やお財布と相談して選ぶと良いでしょう。
ちなみに、ブギーボードの開発元は米国Kent Displays社。日本国内ではキングジムが販売代理店を務めています。
ブギーボードは書き心地がまるで紙とペン!
書き心地は紙とペンそのもの
ブギーボードは何と言っても書き心地が素晴らしい。所詮デジタルやろ〜?と侮っていたのですが、紙にペンで書いている感覚と遜色がありません。
タブレットに文字を書くというと、苦い経験のある方が多いのではないでしょうか?
たとえば、お店で「重要事項説明を受けました」の署名をするとき。タブレットの上をペンがうまく滑らず、ぐにゃぐにゃの文字を書いてしまったことがあるでしょう。書き直しさせてくれい!と訴えたくなりますね。
ブギーボードの場合は、これがデジタルなのか…と驚くほどの書き心地。意図せずぐにゃぐにゃの文字になってしまうことがありません。
筆運びがなめらかで遅延もなし。まさに紙とペンの感覚で文字が書けます。
筆圧感知が秀逸
ブギーボードは付属のスタイラス1本で、細い線や太い線を書き分けることができます。
スタイラスは全身樹脂製。先端にセンサーなどは付いていません。つまりボード側だけで筆圧を感知する仕組みになっているのですが、これが絶妙。
ペン先をぐっと押さえれば滲み、さっと走らせれば速い線が描けます。
不思議なもので、鉛筆だと思いながら書けば鉛筆のような硬い線、サインペンだと思えば丸く柔らかい線、筆ペンだと思えばトメ・ハネ・ハライが表現できるのには驚きました。
筆圧や運筆の速さまでも思いのままに表現できるので、描いている間はデジタル製品であることを忘れる瞬間があります。
ブギーボード(BB-1GX)のスペック
コスパ高い・内蔵電池駆動
ブギーボード(BB-1GX)は内蔵電池で駆動。電池が切れた場合のバッテリー交換はできません。
しかし、コストパフォーマンスは驚異的。
カタログによれば、内蔵電池による消去回数は約5万回。
BB-1GXは消去する操作でのみ電力を使うので、1日10回消去しても年間で約3,650回。
約50,000回消去するには、単純計算で約13年が必要になります。
約2,800円で購入したので、ブギーボードの年間保有コストは200円台!安い!
A5サイズで約110g
薄くて軽い。携帯性抜群です。お子さんでも片手で持てるので、うっかり足の上に落としてしまっても大怪我にはなりませんね。
書いた内容の保存はできない
冒頭に書いたように、ブギーボードは書いた内容の保存はできません。残しておきたい場合は、スマホやカメラで撮影しましょう。
消去は全体のみ

ブギーボードはerase(消去)ボタンを押すと、画面全体が一括消去されます。
これはどのモデルにも共通の仕様で、書き損じたところを部分的に消すことはできません。
間違えたときは、手帳にボールペンで書いているときのように二重線を引くか、グシャグシャと紙を丸めるつもりでポイっと消去ボタンを押しましょう。
ブギーボードの目的別・活用事例
ブギーボードの特徴である「何度でも書いて消せる」「記録・保存の機能はない」の2点を踏まえると、日常的に書いて、かつ短時間で捨てる紙の代わりに使えそうです。
ToDoリスト
付箋やノートの代わりにブギーボードを使ってみましょう。
「これから1時間で片付けるタスク」「今日1日でやることリスト」をずらっと書き留めておき、完了したタスクから横線を引いて消していく。
全部終わったら、eraseボタンを押して一括消去!お疲れさまでした!

レシピメモ
ブギーボードに手順や調味料の分量をメモしておけば、料理中にチラ見できて便利。
iPhoneやiPadでも代用は可能なのですが、好きな大きさで文字が書けるのは読みやすくて良いです。

電話メモ
電話中のメモなどは、短時間で役割を終える最たるものではないでしょうか。
聞き取った日付・名前・電話番号など、ざざっと殴り書きしましょう。
ブギーボードを持ち歩いておけば、外出先で割り箸の袋の裏を使う・・・なんてことはしなくて済みそうです。

伝言板
職場PCのスクリーンセーバーに「現在、ミーティングのため離席中です。16時までに戻ります。」などと設定していた時代もありました。ブギーボードはその代用品になりそうです。
家族のために、おやつの場所やレンジで温めるべきおかずを書き残しておくことができますね。

筆談
スケッチブックやホワイトボードを使って書いて・消してを繰り返す方法もあると思いますが、A5サイズの大きさで110gの重さは携帯性が抜群。
取り回しや持ち歩きのしやすさでは、ブギーボードに軍配があがるでしょう。

ブギーボードの無目的活用事例
書いて・捨てる最たるものといえば…落書き!
とりとめもない内容でも、とりあえず手を動かしているうちに、思わぬアイデアが生まれたりするものです。ちょっとした気分転換にも最適。
残しておきたくないネタ帳
口に出す前に、まずブギーボードに書いてみることをオススメします。吟味するのです。

お絵かき
何度でも書いて消せるので、気晴らしにスケッチ。ブギーボードは鉛筆のような線が描けるので、仕上がりにアナログな雰囲気が漂います。


ブギーボードが活用できない事例
念のため、ブギーボードを使わないほうがいいかも・・・という事例も挙げておきます。
アンケート用紙やアンケートの集計


著名人のサイン

フリップ芸

以上、boogie board(ブギーボード) BB-1GXのレビューでした!